ブログをご覧の皆様、どうもおはこんばんにちわ☆
最近気温差激しいっすね～
天気もいいんだか悪いんだかよくわかりませんぞ
先日ちょっと驚いたことがありまして。
少し前に、モンキー125のブレーキ交換のブログ書いたんですよね
超かっこいいこれ。
Gクラフトさんのブレーキキットを使ったんですよ。
んで、別件でGクラフトさんに店長が部品の適合確認を依頼したんですけども
その時に
ブログ見ました
って言われたらしいです( ﾟДﾟ)
ちょｗｗｗ
ってわけで皆さん、Gクラフト製品おすすめです
(笑)
いやでもマジで、私も個人的にもめっちゃ使いましたよ
しかも、GクラフトさんのHP見てもらえばわかるんですけども
自社製品はもちろんのこと、他社とのコラボ商品も多いので見てるだけでも楽しいです
数年前にかなり話題になりましたが、Vツインカスタムモンキーとかすごいですからね
手を出しやすい（交換しやすい）部品から、フレーム本体みたいなド派手な部品まで
色々とあるので、興味がある方は見てみてください☆
マジでグロム用の片持ちスイングアームとかめっちゃかっこいいのでｗ
いやー、たぶん問い合わせたからうちのHP見たついでに
偶然ブログをみてもらえたんだとは思うんですけども
ちょっと驚きましたねｗ
ってなわけで、今回の本題、モンキー125をまだまだいじくります
うーん、室内でもブレーキの存在感すごい
今回はメンテナンススタンドで作業していきます☆
サクッとエンジン回りの部品を外しまして。
腰上もばらしまして。
ジェネレーターなんかも外しまして
クラッチ回りも分解していきます(‘ω’)
あれ？ちょっと前にハイコンプピストンとかハイカムとか
オイルポンプとか軽量ローターとかにしてなかったっけ？
って思った方もちょびっといるかもしれませんが
そうなんです。
エンジン内部の追加カスタムでございますｗｗ
そんなわけでエンジン降ろしまして
サクッと腰下割っていきます
今回組付けるのはまずこちら
SP武川さんの5速クロスミッション
もともとこのモンキーは4速モデルなんですけども。
前回のチューニングで回すといい具合にモリモリとパワーが出るんで、
街中乗ってるのはものすごく元気な面白いエンジンなんですよね
ただ、4速の特性上、シフトアップするとめっちゃパワーバンド外れるんですよｗ
これは正直、もともとわかってました。
ただ、先日お客様がツーリングで箱根とか行った際に、
4速高回転型エンジンの良くないところが丸出しになりましたｗ
回すとぐんぐん加速するのに、シフトアップするとパワーバンド外れてほぼ加速しない
それどころか下手したら勾配にまけて減速しかねない・・・
もちろん、ボアアップしちゃえば単純に出力上がるので解決するっちゃするんですけども、
ピンクナンバーで乗れなくなっちゃいますからね～
ってわけで、どのシチュエーションでも楽しく回せるようにクロスミッションの出番です
ちょっと・・・というか、かなり見にくいんですけども、画像下の方にあるのが変速比ですね
なんだか数字がならんでわけわかんねーって感じだと思うんですけども。
超単純に、数字が大きいとショート、数が小さくなるほどにロングって認識してもらえればと思います
例えばこのギヤ比だと、
1速のノーマルが2.500
クロスミッションが2.333
ノーマルの方が数字が大きいのでショートってことですね
ロングとかショートってなによって感じですよね～
実際の速度は全然違いますが、すこしでもわかりやすくするために適当な数字あてはめますね
この2種類のギヤだけで比べると
1速ノーマル 8000回転時 2.500（ショート）15ｋｍ/ｈ
1速クロス 8000回転時 2.333（ロング）20ｋｍ/ｈ
みたいな感じです
んで、途中のギヤはすっ飛ばして、トップギヤがですね
4速ノーマル 0.923
5速クロス 0.923
トップの減速比は一緒なんですよ。
つまり、トップギヤで同じ回転数で走った場合はどちらも同じ速度になるんですよね～
じゃあなんで5速にするのかって話なんですけども、
もともと4速だったものを5速に増やすことで、使う回転数が変わるんです
例えばっかになりますが、パワーバンドが6000回転からで、ピークパワーが8000回転のエンジンがあったとして。
2速から3速にシフトアップしたとして
ノーマル4速エンジンだと、8000回転で3速に上げると5500回転まで回転数が下がってしまう（シフトアップ完了時にパワーバンド外れる）のに対して、
クロスミッションだと同じく8000回転で3速に上げたときに6200回転（パワーバンドに乗ったままシフトアップ完了）って感じです
( 一一)
説明下手ね、私ｗｗ
以前私がサーキットで使ってたDOHCエンジンのエイプも6速クロスでしたが、マジで速かったですｗ
サーキットだとどうしてもギヤ比の合わないコーナーが出てくるんですが、
あのエンジンはボアアップもしてあった＆クロスミッションで、
ほとんどパワーバンドから外さずに1週できてました( ﾟДﾟ)
珍しく説明ちっくなことを長々と書きましたけども、たぶん当店で初のクロスミッション交換だったと思うので
こんなチューニングパーツもあるぞアピールですｗ
あー、あれです。
5速の自転車よりも、6速の自転車の方が最高速に到達するのも速いし、坂道なんかも楽ですよね
そんな感じです(‘ω’)
ってわけで、続きです
今回、クロスミッションだけでなく、クランクシャフトも変えます( ﾟДﾟ)
軽量＆高剛性クランクシャフトです！
コンロッドまじかっこいい。組んだら見えないけども。
コンロッドが太くなって、純正シリンダーだとスリーブが干渉するので、合わせながら削りまして
なんと、クランクシャフトやクロスミッションだけでなく、クラッチもやっちゃいます
右が純正、左が今回組付けるスリッパークラッチ
この滑り台みたいなやつ。あれがスリッパーの正体！！
スリッパークラッチは最近の高性能バイクだと純正採用されてますね！
これも超簡単に説明すると、強いエンジンブレーキがかかった時に勝手に半クラッチになるんすよ
特にミニバイクやスーパースポーツみたいな軽量バイクだと、レッドゾーン付近の超高回転で急にアクセル戻すと
エンジンブレーキが強すぎて後輪ロックしたり、後輪が跳ねたりするんですよ
あれ、マジ怖い。
スリッパークラッチだと、そんな時に半クラッチ状態になるので、
エンジンブレーキが弱くなるって感じですかね。
高負荷のエンブレはチェーンとかミッションも痛めることありますからね～
駆動系の保護にもつながります☆
これ、組んだ後に実際乗ってみたんですけど、
スリッパークラッチすげぇ
わざと1速で引っ張ってアクセルオフしたんですけども、
全然普通。
つんのめらないように身構えてたのに、思ってた衝撃が無いんですよ
これなら駆動系にかかる負担も少ないだろうなー。
Vmaxにもほしい。
スリッパークラッチは基本的に車種専用ですが、興味がある方は相談くださいm(__)m
探してみます☆
んなわけでして、
カムチェーンもかっこいい強化品に交換しまして（組んだら見えないけど。）
カムチェーンテンショナーもかっこいい強化品に変えまして（組んだら見えないけど）
開けたときにかっこいいエンジンは強い
さらにはクランクシャフトサポートなるベアリングを追加しまして
完成！！
そうなんです、今回のカスタム、中身は大幅に変わりましたけども
見た目は全く変わってません
エアクリボックス外してるといじってる感でますが、
エアクリボックスつけるとぱっと見はエンジン回りノーマルにしか見えませんね
でもエンジンかけるとすぐわかりますｗ
このエンジンのノーマルからの変更箇所
・軽量強化クランクシャフト
・TAF5速クロスミッション
・ハイコンプピストン
・ハイカムシャフト
・大容量オイルポンプ
・強化カムチェーン
・強化カムチェーンテンショナー
・軽量オイルフィルターローター
・クランクシャフトサポート
・スリッパークラッチ
かな？？？
125ｃｃの中ではかなりハイチューンエンジンだと思いますこれ( ﾟДﾟ)
ノーマルとはまるで違うエンジンになりました☆
回せば回すほどパワーのでる超面白いエンジンになりました(^^♪
いやー、それにしても社外のクランクとミッションのご依頼は当店初でしたね。
時間はかかるけども、なかなか楽しい作業でした
ではでは、本日のブログはこの辺で・・・
-----------------------------------------------------
ＭｏｔｏＡＬＥＸ（モトアレックス）
〒252-0816 神奈川県藤沢市遠藤2018-1
TEL：0466-53-8256
営業：10：00～19：00 定休：毎週月曜日
湘南・藤沢市のバイク販売・バイク整備修理・バイク車検の事はお任せ下さい。
国家２級整備士在籍・認証工場完備
-----------------------------------------------------
最近のコメント